hirokoの夢ノート

海外生活をしながら考えること、感じることを自由帳に書き込むように書いていきます。

目的を見失っているけど、そこに人間らしさを感じた話。

私は週に2回英語のレッスンを受けています。
海外に住んでいるので、もちろん英語で英語を勉強するし、生徒もみんな英語圏じゃない国出身の人たち。
出身国によって発音のくせが違っていて最初はかなり戸惑う。周りからしたら私の発音もカタカナ英語丸出しだと思っているんだろうな。
ってそもそも外国人はカタカナ知らないか。
アホ丸出し。
 
 
レッスンに参加するにはまずレベルチェックテストを受けます。リスニング、スピーキング、ライティング、リーディング、それぞれのスコアを出してもらいどのクラスに入れるかが決まります。
レベルは0〜8位まであったと思います。
私が所属するクラスは、その中でレベル2〜4までの人が対象のクラスです。私はキリ良くオール4だったのですが、人によってはスピーキングは6なのにライティングが2だから私と同じクラスな人なんかもいたりして、レベルのバラつきを若干感じます。
 
いつも隣の席に座るインディアンママは、正直私より話せないし聞けない。けれどインド人が多く住んでいたり、(成人している)子供達と一緒に暮らしているのでそこまで英語ができない事に危機感は感じていない模様。まあ、パートタイムの仕事は持っているし、これからこの国でキャリアを積んで…みたいなスタンスではないだろうから、今より少しでも出来るようになったら便利だろうなという思いでレッスンを受けているのかと思います。
とはいえやる気がないとかではないし、全力で授業に臨んでいるように見えるし批判する気持ちは一切ないですよ。
ただ、前回の授業の一コマで、それ目的ずれてるでしょ!何の為に勉強しに来てるんだい。と思ったことがありました。
 
 
リスニングの練習で、短いストーリーを聞いて設問に答えるという流れでした。
普段先生は私たちが聞き取れるようにゆっくりはっきり喋ってくれるので、ナチュラルスピードに慣れようねっていう狙いがあったと思います。
そしてその後なぜその回答を選んだのかペアの生徒に説明します。
 
私はママが聞き取れていない事を知っていました。そして、いつものようにこっそり私の回答を見て同じ選択肢に丸をした事も。
なのであえて先に質問しました。ママと私は同じ回答だけど、ママは何でそうだと思ったの?と。
当然彼女はなぜその選択肢が正解だと思うのか説明できません。なぜなら、私の回答を写しただけだから。必死に、隣のペアが話しているのを聞いて同じような事を言おうとしていましたが、もちろんうまく聞けないし文章にならない。
 
この時私は、あぁどこの国の人もみんな同じなんだなとなんだかホッコリしちゃいました。
できない事が恥ずかしいのか悔しいのかは人それぞれだけど、それをなんとかうまくその場で繕いたい繕おうとするのがなんとも人間らしいなと。
 
それと同時に、なんてもったいない時間を過ごしているんだろう、目的を見失ってますよ。とも思いました。
この教室内には多少のレベル差はあれど、外に出ちゃえばみんなどっこいどっこい。全員が英語初心者な人たちなんです。
だからこそ、この教室に集まって勉強しているんだから、間違える事や分からない事があって当然だし、何でも利用していけば良いのにと。
 
ママがカンニングしていた事を知っていながらあえて先に答えさせるようにしたのは、別に意地悪でやった訳ではありません。
これはリスニングの練習だけど、リスニング以外練習しちゃいけない訳じゃないんだから、話せば良いと思ったのです。
私は速すぎてさっきの全然聞き取れなかったよー。だからよくわからないけど、みんなこれが正解だと言ってるから私もそれが正解だと思う。
って話せば良いのにって。
 
 
まあ偉そうに書いているけど、私も紛れもない初心者なのでそんな事思っても彼女に伝える事は出来ませんでしたけど。
でも勉強って決まったやり方でやる必要はないと思うから。
 
私は普段、授業中になるべく生徒同士で雑談するようにしています。(もちろんちゃんと先生の話は聞いてますよ!)
その時によく話すのがママなんですけどね、彼女はたまに先生の言った事が分からなかったりするので、それを簡単な英語で教えてあげるんです。
そうすると、彼女も理解できて置いてけぼりにならないし私の英語瞬発力向上にも繋がるんです。
 
ママが私の事をどう思っているかは知りませんが、いつも私の隣に座ってペアを組んでくれるので、嫌われてはいないと思う。
これからも切磋琢磨していけるペアでいられたら良いな。